01身体の汚れは落とせても、
芯から温まることはできませんでした
15歳のときに事故で首を骨折し、胸から下が麻痺。それ以来、車椅子生活を送っています。入浴も一人では難しく、週に3回ヘルパーさんに手伝ってもらっています。
障がいの特性上、体温調節が難しく、特に冬場は身体が冷え切ってしまうのが悩みでした。シャワーを浴びても当たっている部分しか温まらず、手にも障がいがあるため、自分でシャワーを持つこともできません。
身体の汚れは落とせても「気持ちいい」と感じる入浴には至らず、冷えが体調に影響することもしばしば。そのため、お風呂はとにかく早く済ませて、すぐに布団をかぶる。これが今までの入浴スタイルでした。



